【メルセデスベンツ Cクラスワゴン 解説】ワゴンのハンデを感じさせない走り

自動車 ニューモデル 新型車
【メルセデスベンツ Cクラスワゴン 解説】ワゴンのハンデを感じさせない走り
【メルセデスベンツ Cクラスワゴン 解説】ワゴンのハンデを感じさせない走り 全 6 枚 拡大写真

新しいメルセデスベンツ『Cクラスステーションワゴン』の走りは、セダン同様に優れた走行安定性と快適性の高さを両立させている。

【画像全6枚】

一般的なハナシとして、セダンベースからワゴンボディとすることでボディ剛性が低下したり、リヤタイヤ周辺からのノイズが入りやすくなるので、静粛性が悪化してしまうことが多いといわれるが、新型Cクラスワゴンの場合はセダンと乗り比べても、それらが気にならないレベルに抑えられている。

メルセデスベンツ日本商品企画部豊生浩一さんは「新型Cクラスステーションワゴンのボディは約70%に高張力鋼板を採用し、ねじれ剛性を12%も向上させています。ピラーやフレームをワゴン専用に最適化することで、セダンに劣ることのない走りを実現しています」

「また、セダン同様にダンパー内のオイル流量を変化させ、減衰力を調整する可変ダンピングシステムを採用することで、優れた操縦安定性と心地よい乗り心地を両立させています」とコメント。

事実、新型Cクラスステーションワゴンの乗り味には、メルセデスらしさが凝縮されている。街なかや高速道路ではフラットな乗り心地と穏やかなステアリングフィールで落ち着きのある走りを与えてくれる。それでいながらコーナーが続くような山道では、ステアリング操作に対して忠実にクルマが動いてくれるので、気持ちよくドライビングを楽しむことができるのだ。

「エレガンス」と「アバンギャルド」の走りの違いは、主にタイヤサイズの差ぐらいしかないので、17インチを履くアバンギャルドでも高い快適性を維持している。

ワゴンボディの弱点を感じさせない秀逸なフットワークも、新型Cクラスステーションワゴンの強力なセールスポイントだ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
  3. 三菱の新型SUV『デスティネーター』、最高の安全性評価…ASEAN NCAP
  4. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  5. 「3つの味」が選べる新型トヨタ『RAV4』日本仕様が一般公開! 2025年度内発売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る