交差点でスリップ、勢い余って線路上に転落

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4日朝、栃木県日光市内の国道121号で、交差点に左折進入してきた乗用車がスリップ、対向車線側で信号待ちをしていた軽乗用車に接触した後、道路左側のガードレールを突き破り、約6m下を通る東武鬼怒川線の線路上に転落する事故が起きた。けが人はいなかった。

栃木県警・今市署によると、事故が起きたのは4日の午前8時45分ごろ。日光市栗原付近の国道121号で、交差点を左折進入してきた24歳女性の運転する乗用車がスリップ。対向車線側で信号待ちをしていた62歳男性の運転する軽乗用車に接触した後、道路左側のガードレールに衝突。これを突き破って、約6m下を通る東武鬼怒川線の線路上に転落した。

クルマは転落によって中破。運転していた女性にケガはなく、自力で車外に脱出している。事故当時、現場付近に列車は走っておらず、鉄道側への人的被害もなかった。復旧作業のために東武鬼怒川線は新高徳 - 大桑駅間で約1時間30分に渡って不通となって、上下6本の列車が運休、約250人の足に影響が出た。

現場は見通しの良い交差点。当時は雨によって路面が濡れた状態となっていた。警察では減速が不十分だったか、ハンドル操作のミスでスリップしたものとみている。

《石田真一》

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