NTTドコモグループ9社は、自動車やナビゲーションシステムなどの各種機器に組み込んで利用できる通信モジュール「FOMAテレマティクスモジュール」を開発したと発表した。
FOMAテレマティクスモジュールは、現在販売中の「FOMAユビキタスモジュール」と同様、小型形状ながら環境条件の厳しい車載利用を前提に設計しているため、広範な温度範囲の環境下でも動作できる高い耐久性を備える。FOMAテレマティクスモジュールは、音声通話、パケット通信、テレビ電話に対応している。
組み込んだ機器の利用イメージとしては、マルチアクセスを利用した緊急通報、交通情報などにおける通信や、カーナビにおける車内ハンズフリー通話、また、重機監視や運行管理などにおける通信を想定している。
2009年2月に市場投入する予定。