トヨタの渡辺社長「ハイブリッドの大きさ・重さ・コストを4分の1に」

エコカー 燃費
トヨタの渡辺社長「ハイブリッドの大きさ・重さ・コストを4分の1に」
トヨタの渡辺社長「ハイブリッドの大きさ・重さ・コストを4分の1に」 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は11日に開いた「トヨタ環境フォーラム」の席上、ハイブリッドシステムについて「燃費、性能を飛躍的に向上させる」と強調した。

トヨタのハイブリッド車は1997年の初代『プリウス』の発売以来、累計販売台数が150万台を超えた。これによって、約700万トンのCO2排出量の抑制と約270万キロリットルのガソリン消費の抑制に寄与した計算になるという。

トヨタでは、ハイブリッドシステムを「排出ガスのクリーン化」「CO2の低減」「燃費向上」のすべてに貢献できるコア技術に位置づけ、2020年代にはハイブリッド技術の全モデル展開を図る計画だ。

ただ、そのためにはハイブリッドの燃費、性能を大幅に向上させるとともに、小型化、軽量化、低コスト化が進めていかなければならない。

「現在、ハイブリッドシステムの大きさ、重量、コストを初代プリウスの4分の1にするという目標に向けて開発を進めている」と渡辺社長は熱く語った。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  2. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  5. マセラティの最新スーパーカー『MCPURA』、北米デビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る