フォルクスワーゲングループジャパンは、2005年1月から施行された自動車リサイクル法に基づいて2007年度の特定再資源化等物品(ASR、エアバッグ類、フロン類)3品目の再資源化状況を公表した。
それによると、引き取ったASRは5490.5トンで、リサイクルしたのは4492トンだった。ASRリサイクル率は76.3%となり、法定基準の目標30%を上回る実績だった。
エアバッグ類は、2万1472台から、7万8807個、重量にして5704kgを引き取り、再利用したのが5359.3kgだったため、リサイクル率は94.0%だった。フロン類はCFC1044kg、HFC6997kgをそれぞれ引き取り、適正に処理したと、している。
収支では、資金管理法人から払い渡しを受けた総額が4億290万1000円で、再資源化に要した費用の総額が4億340万円だったため、49万9000円の赤字だった。