無免許運転の悪質常習者をひき逃げ容疑で逮捕

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山梨県警は16日、昨年11月に山梨県甲府市内で乗用車との出会い頭衝突を起こし、2人を負傷させたまま逃走していた62歳の男をひき逃げなどの容疑で逮捕した。男は33年間に渡って無免許運転を続けていた。過去には無免許運転で懲役刑も受けているという。

山梨県警・甲府署によると、逮捕された男は2007年11月10日の午後5時40分ごろ、甲府市徳行1丁目付近の駐車場から県道に進出しようとした際、県道を進行してきた乗用車の側面に衝突。このクルマを横転させ、乗っていた男女2人に軽傷を負わせた疑いがもたれている。

運転者はクルマを放置して逃走。後にクルマの所有者から事情を聞いたところ、事故当時は逮捕された男が運転していたことがわかった。この男は1975年から無免許運転で13回の検挙歴があり、2003年には懲役10か月を命じられるなど、無免許運転の悪質常習者であることも判明している。

事故後から行方がわからなくなっていたが、業務中に起こした事故の治療のために埼玉県内の病院に入院していることがわかり、16日までに自動車運転過失傷害と道路交通法違反(無免許、ひき逃げ)の容疑で逮捕した。

調べに対して男は「怖くなって逃げた」などと供述しているという。

《石田真一》

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