警官の車が高齢女性はねる 歩行者側が信号無視か

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17日深夜、大分県大分市内の市道で、大分県警・高速隊に所属する57歳の男性警部補が運転する乗用車が、道路を横断していた87歳の女性をはねた。女性は収容先の病院で間もなく死亡した。女性側の信号無視が事故の主因とみられている。

大分県警・大分中央署によると、事故が起きたのは17日の午後10時55分ごろ。大分市下郡北1丁目付近の市道で、道路を横断しようとしていた87歳の女性が進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院に収容されたが、腹部などを強打したことが原因で死亡。警察ではクルマを運転していた県警・高速隊に所属する57歳の警部補から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

現場は片側1車線で、見通しの良い直線区間。信号機も設置されている。警部補は勤務外で、友人宅から自宅に向かう途中だった。調べに対しては「青信号で進行していたら、横断してきた人に気づいた。ブレーキを掛けたが間に合わずに衝突した」と供述しているという。

警部補以外にも「クルマ側の信号が青だった」という証言があり、警察では女性が信号を無視して横断を開始した可能性が高いとみている。

《石田真一》

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