飲酒運転の発覚逃れで逃走の男、危険運転容疑で逮捕

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今年5月、千葉県市川市内で乗用車を飲酒運転し、さらには信号無視を起因とするバイクとの出会い頭衝突事故を起こして、バイクの運転者に重傷を負わせたまま逃走したとして、千葉県警は18日、22歳の男を危険運転致傷などの容疑で逮捕した。

千葉県警・市川署によると、問題の事故は今年5月4日の午前6時45分ごろ発生した。市川市内の国道14号をパトロールしていたパトカーが一時停止を無視した乗用車を発見。停止するように命じたが、クルマはそのまま逃走した。

パトカーは追跡を開始したが、クルマは市川市市川1丁目付近で赤信号を無視して交差点に進入。交差道路を青信号に従って左方向から進行してきたバイクと衝突した。バイクは転倒し、運転していた38歳の男性は骨折などの重傷を負ったが、クルマはさらに逃走。約3km離れた市川市八幡1丁目付近で対向車線側に逸脱。信号待ちのために停止していた乗用車にも衝突。このクルマを運転していた40歳の男性が打撲などの軽傷を負った。

クルマは2回の衝突で中破。運転していた22歳の男と、同乗者3人も骨折や打撲の重軽傷を負った。運転していた男は酒気帯び状態だったことが後に判明している。

警察では男が飲酒運転の発覚を逃れようと、強引に逃走。故意に信号無視を行った結果として事故を起こしたと判断。男のケガが回復したことから危険運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)の容疑で18日までに逮捕した。容疑を大筋で認めているという。

《石田真一》

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