ブリヂストン、輸送企業向けにエコバリューパックを展開

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ブリヂストンは20日、省資源、省エネルギー、CO2排出量削減など環境保全に貢献するリトレッドタイヤを活用し、輸送事業者向けに新たな提案型ビジネス「エコバリューパック」を展開すると発表した。

エコバリューパックは、これまでのタイヤ単品販売とは異なり、新品タイヤとリトレッドタイヤ、それらを最大限有効活用するためのタイヤメンテナンスを組み合わせることで、タイヤのトータルライフ向上を提案するもの。顧客の環境経営に貢献するとともに、タイヤに関わるトータルコスト削減が図れることから、欧米のトラック・バス用タイヤビジネスで広がっている。

日本国内の輸送業界では燃料価格の高止まりに加え、環境・安全面での規制強化などもあり、輸送事業者は、経費削減、環境・安全性向上への対策が急務となっている。

同社グループは、輸送事業者の課題に対し、省燃費タイヤ「ECOPIA(エコピア)」やタイヤトラブルに対応するサービス体制「ブリヂストンサービスネットワーク」などを展開してきたが、燃料価格の高騰による運送事業者の経営悪化や地球環境問題のクローズアップに対応して、さらにこの分野での提案を強化する。。

同社グループは昨年、アメリカのリトレッドタイヤ業界の世界的リーディングカンパニーであるバンダグ社を買収し、グループ会社とした。日本国内でも、バンダグシステムを加えることで、より高いレベルでのサービスを展開する。

リトレッドタイヤは、省資源や省エネルギー、CO2排出量削減といった環境保全への貢献度が高い。顧客の経費削減、環境経営への貢献に加えて、地球環境保全にも大きく貢献することからエコバリューパックを展開する。

一方、社内の新組織として「ブリヂストン・バンダグ・モビリティー・ソリューションズ」(BBMS)を7月に立ち上げる。この新組織が中心となって日本国内でのトラック・バス用タイヤビジネスの新しい方向性を追求し、ソリューション・ビジネスを強化する。

《レスポンス編集部》

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