「設計・製造ソリューション展」が25日に東京ビッグサイトで開幕したが、その会場で一際目を引くクルマがあった。そのクルマはフィアロコーポレーションが製作した『P70エボリューション』と名付けられた未来型電気自動車だ。
同社は試作モデルを製作している会社で、デザインや開発・設計から小ロット生産までを手掛けている。
P70エボリューションは、今回の展示会向けにつくったそうで、開発期間は1か月とのこと。ただ、開発費については秘密だ。計画では、このクルマに次世代リチウムイオン電池を載せて走行させるが、そのときの最高速度は280kmになるという。
「実際に街の中を走るのは相当先になると思いますが、こういうクルマを展示することによって、当社のやっていることを知ってもらいたかった」と同社関係者。
同モデルの主な仕様は次の通りである。全長3660mm、全幅1750mm、全高955mm、車両重量800kg、乗車定員1名。システム最高出力350kw、システム最大トルク500Nm、電池形式:次世代リチウムイオン、ブレーキ:電磁ブレーキ。0-100km/h加速:4秒以下。