自動車生産5月実績…大手3社は海外生産で明暗

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車など大手3社の5月実績で海外生産に大きな差が出た。トヨタとホンダは5月度で過去最高となったものの、日産自動車は米国での大幅な減産が響き、マイナスとなった。

同月の海外生産は、トヨタが前年同月比3.6%増の39万1865台、ホンダが0.4%増の22万4316台で、ともに5月としては過去最高になった。しかし、日産は8.1%減の17万5619台とマイナスだった。

日産は海外で最大の生産地である米国が26.1%減の4万3317台と大きく落ち込んだ。販売不振が際立ってきたライトトラック系の生産を絞ったためだ。

市場の後退が顕著な北米ではトヨタ、ホンダも前年割れとなっている。当面は北米市場に好転の兆しがないことから、大手各社の海外生産は弱含みで推移する見通しだ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る