ブリヂストン、米国の空気ばね工場を閉鎖へ

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ブリヂストンは、米国ファイアストン・インダストリアル・プロダクツ(FSIP)が、インディアナ州ノーブルスビル工場を閉鎖する方針であることを明らかにした。工場閉鎖の事前通知を全米鉄鋼労組(USW)の代表へ送付した。

同工場が生産・供給している空気ばね市場は、グローバルに拡大しており、米国唯一の空気バネメーカーであるFSIPは厳しい競争にさらされている。ノーブルスビル工場では大幅な赤字が継続していることから、同工場閉鎖の可能性をUSWに申し入れいた。

今回のUSWへの申し入れにより、工場閉鎖の可能性について早期に組合側との交渉を開始する意向。今回の申し入れでは、組合側との交渉を6カ月間としており、工場閉鎖が決定した場合、閉鎖は2009年中に行われる見通し。

ノーブルスビル工場は1936年に操業を開始し、産業用・自動車用空気バネを生産している。現在は約300人の従業員が同工場で働いている。

《レスポンス編集部》

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