ホンダ、新型燃料電池車を11月販売開始

エコカー 燃費
ホンダ、新型燃料電池車を11月販売開始
ホンダ、新型燃料電池車を11月販売開始 全 5 枚 拡大写真

ホンダは、新型燃料電池車『FCXクラリティ』の日本仕様車を公開した。日本でのリース販売は11月に開始する予定だ。販売計画台数は、日米合わせて年間数十台、3年間で200台程度を予定している。

【画像全5枚】

FCXクラリティは、圧縮水素ガスを燃料する燃料電池車専用として設計され、走行中にCO2を全く排出しない究極のクリーン性能をもつ。日本仕様車では、冷暖房機能を備えた温度調節機能付シートを前席に加え後席にも採用している。

ホンダ独自開発の燃料電池スタック「V Flow FCスタック」は、大幅な性能向上と軽量・コンパクト化を達成し、先代FCXに比べ出力を86kWから100kWに向上させ、-30℃での低温始動も可能としている。また、航続距離も30%向上し、620kmとした。

日本での販売先は当面、官公庁および一部の限定された民間企業へのリース販売を計画している。7日から開催される北海道洞爺湖サミットでは「環境ショーケース」に提供される。

また、ホンダでは、より多くの一般のユーザーにFCXクラリティに実際に接してもらい、燃料電池車の魅力を体感してもらうため、来年から日本全国で様々なイベントを開催する予定だ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. 日産ブースはマンガ文化に着想、主役は『エルグランド』新型…ジャパンモビリティショー2025
  4. フィアット『パンダ』、欧州で車名を『パンディーナ』に変更…ハイブリッド専用車に
  5. 『ジムニー』に収納スペースをプラス! カーメイトから「ジムニー専用 助手席下収納バッグ」が発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る