クライスラーグループ、ミニバンの生産カットへ

自動車 ビジネス 企業動向
クライスラーグループ、ミニバンの生産カットへ
クライスラーグループ、ミニバンの生産カットへ 全 2 枚 拡大写真

ライトトラックの販売不振に悩まされているクライスラーが、セントルイスにあるミニバン工場の休止を発表した。今年10月31日から稼働を停止する予定。さらに同じくセントルイスにあるピックアップトラック工場でもシフトを減らすという。

休止とはいえこのまま工場閉鎖となる可能性も高く、両工場で職を失うのは合計2400人に及ぶ。

クライスラーではカナダのウィンザー工場でもミニバンを生産しており、同社によるとどちらかに絞るのは企業としても苦渋の決断だったという。今後はウィンザーでの生産に一本化される可能性が高い。

しかし労働条件についてこれまでも譲歩を重ねて来たUAWがこの決断に反発する可能性もあり、国内の仕事の流出を巡るメーカーと従業員の争議が今後加熱する可能性も。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  2. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  5. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る