6月30日朝、青森県青森市内の市道で軽乗用車同士が出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故で2人が軽傷を負ったが、一方のクルマは現場から逃走。しかし、ナンバープレートを脱落させたため、早期に容疑車両が特定され、警察は39歳の男を逮捕している。
青森県警・青森署によると、事故が起きたのは6月30日の午前7時50分ごろ。青森市羽白沢田付近の市道を走行していた36歳女性が運転する軽乗用車と、交差道路を進行してきた軽乗用車が出会い頭に衝突した。
この事故で軽乗用車側の2人が打撲などの軽傷を負ったが、もう一方のクルマは現場から逃走。しかし、このクルマは現場にナンバープレートを脱落させており、警察では同日午前に39歳の男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で緊急逮捕している。
現場は見通しの悪い交差点。男のクルマが進行してきた道路には一時停止義務があったが、男はこれを怠り、漫然と交差点内に進行したとみられている。警察では逃走の動機について男を厳しく追及する方針だ。