GO!『スピード・レーサー』 7月5日から全国ロードショー

モータースポーツ/エンタメ 映画
GO!『スピード・レーサー』 7月5日から全国ロードショー
GO!『スピード・レーサー』 7月5日から全国ロードショー 全 10 枚 拡大写真
信じたゴールへまっしぐら、彼の走りが世界を変える! 映画『マトリックス』を送り出したラリー&アンディのウォシャウスキー兄弟がマトリックス3部作の次にメガホンをとったのが『スピード・レーサー』だ。5日から全国ロードショー。

描かれるのはスピードの世界。原作は60年代に日本でTV放映されたカーレースのアニメ、『マッハGoGoGo』だ。アメリカでは『SpeedRacer』のタイトルで人気を博し、ウォシャウスキー兄弟はこの作品で初めて日本のアニメを知ったという。

映画はアニメの世界観をほぼ忠実に実写化した。ループ、スパイラル、ジャンプなど、興奮が詰め込まれたサーキット、灼熱の砂漠から氷河に覆われた崖まで走破するロードラリー、背景は極彩色のイリュージョン。見ていて乗り物酔いしかねない。

主人公は、その名もスピード・レーサーという天才ドライバー。才能ゆえに巨大な国際組織の陰謀に巻き込まれる。兄の不運な死、妨害工作、刺客ドライバーといった困難に一丸となって立ち向かうのがレーサー一家だ。

キャストは、主人公に『イントゥ・ザ・ワイルド』のエミール・ハーシュ、父親にジョン・グッドマン、母親にスーザン・サランドン、恋人にクリスティーナ・リッチ。真田広之がミスター武者なるくせ者を、韓国のポップスターRainが組織に翻弄されるドライバー役を演じる。

また横浜ゴムが同映画とプロダクトプレイスメント契約を結び、主人公の愛車「マッハ号」がヨコハマタイヤを履くなど、劇中に商品やロゴが登場する。

映画を作った人たちはアニメ『SpeedRacer』が好きなんだなあ、とわかる作品。劇場を出た時、世界は止まって見える。かも。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る