87歳が関越道を逆走するも、その認識なし

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7日午前、埼玉県本庄市内の関越自動車道上り線で、87歳男性の運転する乗用車が逆走するトラブルが発生した。衝突事故などは発生しなかったが、上り線は一部区間で衝突防止を目的とした通行止めの措置が取られた。

埼玉県警・高速隊によると、警察がトラブル発生を認知したのは7日の午前10時40分ごろ。本庄市内の関越自動車道・本庄児玉インターチェンジ(IC)付近を走行していた複数の運転者から「上り線を逆走しているクルマがいる」との通報が寄せられた。

警察では藤岡ジャンクション - 本庄児玉IC間の上り線で、衝突防止を目的とした通行止めを実施。同隊のパトカーが逆走車の捜索を実施したところ、上里サービスエリア付近の中央分離帯寄りに停車しているクルマを発見。運転していた87歳の男性を保護した。逆走を起因とした事故は幸いにも発生しなかった。

警察がこの男性から事情を聞いたところ、男性は群馬県藤岡市内で買い物をした後、いつの間にか関越道に入っていた可能性が高いことがわかった。男性は高速道路に進入したこと自体を認識しておらず、どのようにして逆走に至ったのかも説明できない状態だった。

《石田真一》

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