【マツダ ビアンテ 発表】3ナンバーは弱点になるか

自動車 ニューモデル 新型車
【マツダ ビアンテ 発表】3ナンバーは弱点になるか
【マツダ ビアンテ 発表】3ナンバーは弱点になるか 全 5 枚 拡大写真

マツダから発売された『ビアンテ』はトヨタ『ヴォクシー/ノア』や日産『セレナ』をライバルとするミドルサイズのトールミニバン。だが、他社はエアロモデルを除き全幅を5ナンバーサイズに収めているのに対し、ビアンテは1770mmとかなり広い全幅を採用している。

ビアンテの開発責任者を務めた清地秀哲さんは「ビアンテの全幅はライバルよりも広いのは確かですが、タイヤの切れ角を大きくすることができたので最小回転半径はヴォクシーやセレナよりも小さい5.4mを実現しています。さらに運転席からの視界も開けていますので、ライバルの5ナンバー車と比べても取り回しの面で大きさを感じることはないと思います」

「そして、この全幅だからこそトレッドを広くすることができ、高速道路や山道で優れた安定性を手に入れることができました。また、デザイン面でも全幅に余裕があるおかげで、ライバルを凌ぐ躍動感のあるスタイリングを実現しています」とコメント。

実際にビアンテの運転席に乗り込んでみると、優れた前方の視界が確保されており、あまり大きさを感じさせないパッケージングを作り上げている。タイヤが大きく切れるので、駐車時の取り回しも悪くない。

駐車場に停めたときには5ナンバー車との全幅の差は確実に出るが、走行中に全幅の大きさが気になることは少ないだろう。そのぶん室内が広くなったり、ハンドリングの安定感が増すなどのメリットも多いので、3ナンバーのボディは大きな弱点にはならなさそうだ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る