東燃ゼネラル、韓国にバッテリーセパレーターフィルムの工場建設

自動車 ビジネス 企業動向

東燃ゼネラル石油と東燃化学の関連会社は、韓国亀尾市にバッテリーセパレーターフィルム生産施設を建設すると発表した。

東燃化学はこれまで、バッテリーセパレーターフィルム生産施設の建設に関する実現可能性を検討してきたが、検討結果を踏まえ、計画を実行に移すことを決定した。新しい生産施設は、東燃化学の海外の初の工場となり、関連会社である東燃機能膜韓国有限会社が所有する。

ここで生産予定のバッテリーセパレーターフィルムは、マーケットの急成長が見込まれるリチウムイオン電池の主要部品で、携帯電話やラップトップコンピュータなどの様々な機器に使用されている。今後は次世代のハイブリッド自動車や電気自動車にも普及していくことが見込まれているほか、新規生産施設では、東燃化学のポリマー技術やプロセス技術を適用し、高品質で高性能のバッテリーセパレーターフィルムを製造する。

新しい生産施設が操業が開始されると、現在栃木県那須塩原市にある既存の工場と併せて、東燃化学の供給能力が飛躍的に向上し、需要に対してもこれまで以上に柔軟な対応が可能になるとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  3. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
  4. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る