みずほコーポレート銀行は、主幹事となって、ボルボ(商用車)グループの子会社であるボルボ・トレジャリーABに対して、総額1100億円のシンジケート・ローン(以下:シ・ローン)を組成したと発表した。
ボルボ・グループは、世界第2位のトラックメーカーであり、また、建設機械・バス等の分野で大手のメーカー。シ・ローンは、「ニンジャ・ローン」の形態でボルボのファイナンス子会社ボルボ・トレジャリーABに対して実行した。
ニンジャ・ローンは、日本市場で資金調達する海外企業向けに、複数の国内金融機関が資金を出し合う新型の協調融資。 同行が組成するニンジャ・ローンとしては初の欧州企業向けで、融資総額はニンジャ・ローンとしては最大規模となる。
ボルボ・トレジャリーAB社は、今回のシ・ローン形式によって借入を行うことで、資金調達手段の多様化を図る。