プジョー 308CC 新型発表…全天候型カブリオレ
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先代にあたる『307CC』は2003年の発売以来、17万4500台を販売した。プジョーは、『206CC』、『207CC』と合わせたプジョーの「CC」3車種は、“ライフスタイルカー”市場の構造を変えた、という。
ひとつには、折りたたみ式ハードトップを持つカブリオレが、伝統的なソフトトップ・カブリオレよりポピュラーになったこと。また307CCは家庭のメインの車、ファーストカーの位置を占めたということ。
308CCは後継車として307CCの精神を受け継ぎ、プジョーのクーペカブリオレのノウハウを注ぎ込まれ、なによりも魅力的なデザインを特長とする1台だ。
エンジンは1.6リットル「THP」直噴ターボガソリン(150bhp)と、2.0リットル「HDi」ディーゼル(140bhp)の2機種を設定。ディーゼルは「ユーロ5」規制に適合する。
トランスミッションはいずれも6MT。ルーフの開閉は片道20秒と発表されている。
プジョーは1930年代に『401』、『601』、『402』に“折りたたみ式ルーフ”をもつ「エクリプス」仕様を世に送り出した。そのパイオニアとしての誇りとともに開発したのが308CCだ。
《高木啓》