路上で喫茶店営業、3人を書類送検

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大阪府警は11日、大阪府大阪市北区内の路上で客待ちを行うタクシー運転手を相手にコーヒーを販売したとして、61歳の男ら3人を食品衛生法違反容疑で書類送検した。約1年半の間に1000万円ほどを売り上げていたという。

大阪府警・天満署によると、書類送検された3人は今年4月17日の午後7時から同11時ごろに掛けての間、大阪市北区曽根崎新地付近の路上で客待ちのために駐車していたタクシーの運転手などに対し、紙コップに入れたホットコーヒー(1杯200円)を喫茶店営業の許可を受けることなく販売していた疑いがもたれている。

うち2人は夫婦で、同市内に店舗型の喫茶店を経営していたが、店が赤字だったことや、タクシー運転手の勧めもあって、2006年12月ごろからポットに入れたコーヒーをカートに入れて持ち歩く路上販売を始めた。1日あたり100杯、2万円の売り上げを目標にしており、約1年半の間に1000万円を売り上げていたとみられる。

パトロール中の同署員が販売しているところを目撃し、喫茶店の営業許可や道路占有許可を得ていないことから、今年4月までに数回の警告を行っていた。調べに対して3人は容疑を大筋で認めており、「生活のためにやった。違法行為とは知らなかった」などと供述している。

《石田真一》

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