死亡ひき逃げを起こした後、クルマを取り替えて再び外出

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12日夜、群馬県安中市内の市道で、路肩を自転車で走行していた68歳の男性が後方からきたクルマにはねられて死亡する事故が起きた。クルマはそのまま逃走したが、警察は同市内に在住する75歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

群馬県警・安中署によると、事故が起きたのは12日の午後8時45分ごろ。安中市中宿付近の市道で、路肩を走行していた68歳男性の乗る自転車に対し、後方から進行してきた乗用車が追突。男性は転倒した際に胸部を強打し、近くの病院に収容されたものの、間もなく死亡した。

クルマはそのまま現場から逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。その最中、同市内に住む人から「家族のクルマが事故に遭ったようだ」との通報が寄せられた。

このクルマの破損部位と、現場から採取した破片の一部が一致。警察では別のクルマに乗り換えて外出した75歳の男が容疑に関与したものと判断し、その行方を捜していたところ、高崎市内の飲食店で発見。ひき逃げを大筋で認めたことから、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で13日未明に逮捕している。

男は高崎市内まで酒を飲みに行く途中で事故を起こし、事故車で帰宅。別のクルマに乗り換えて、再び高崎市内に向かったという。調べに対して男は「怖くなったので逃げた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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