未施錠のクルマへ乗り込んだ男児、熱中症で死亡

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13日、大阪府大阪市内の駐車場で、駐車していた乗用車の車内で小学生の男児が意識を失って倒れているのが発見された。男児は間もなく死亡が確認された。未施錠だったクルマへ勝手に乗り込んだとみられる。死亡した男児は自閉症気味だった。

大阪府警・港署によると、警察が事件発生を認知したのは13日の午後5時35分ごろ。大阪市港区港晴付近にある駐車場を利用している男性から「自分のクルマの車内で小学生の男児が意識を失って倒れている」との通報が寄せられた。

現場に急行した同署員が男児を確認。男児は近くの病院に収容されたが、間もなく死亡が確認された。死因は熱中症によるものと推測されている。クルマの所有者は男児と面識が無く、警察が調べを進めたところ、同日午前に大阪市北区内で行方不明となっていた9歳男児と後に判明している。

死亡した男児は自閉症気味。同日午前に父親とJR大阪駅付近に出かけたが、行方がわからなくなった。父親は警察に捜索願を出し、警察が捜索を行っていたが、失踪現場の周辺に限られていた。

発見現場となった駐車場は父親の勤務先に近く、警察では男児が記憶を元に現場に到着、未施錠のクルマを探し出し、勝手に乗り込んだものと推測している。なお、発見当時にはクルマは施錠されていたという。

《石田真一》

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