今週末の19日から21日の祝日まで、スーパー耐久シリーズの第4戦で、国内最大の24時間レース「第15回 十勝24時間レース」が開催される。サーキットは、北海道・十勝インターナショナルスピードウェイ。全30台で争われ、決勝スタートは20日15時。21日15時のゴールを目指す。
十勝24時間レースは予選が行われないのが特徴で、スターティンググリッドはクラス別、そして同一クラス内では第3戦終了時点のランキングで決定されることになる。ただし、同レースは毎年、ここだけしか参戦しない特殊車両があるため、それらはタイムを見て、STクラス1の前に位置させるか、後方に位置させるかを決める形だ。
注目は、「十勝24時間Specialグループ」カテゴリーの「IP-4」クラスで参戦する、35号車「MOTUL NISMO GT-R」だろう。市販の日産『GT-R』(R35)ベースの車輌で、景山正美/田中哲也/星野一樹組がドライブする。また、年に1度、近藤真彦監督が選手として参戦する、「EC-2」クラスの24号車「ヨコハマ ecoMOTION Z sato」も注目だ。日産『フェアレディZ』(Z33)ベースのバイオフューエル車で、横浜ゴムの天然ゴム配分量の多いecoMOTIONタイヤも装着している。
各種イベントも充実しており、最新の戦隊シリーズ『炎神戦隊ゴーオンジャー』ショーや親子でバイオディーゼルをつくろう体験教室、燃料電池模型で遊んでみようなど、キッズ・親子向けなども容易。レースクイーインショー、スーパー耐久イメージガール「スーパーガールズ【JEWEL】」のオンステージなども用意されている。
当日券は、19日の公式練習日が大人2000円、高校生1000円、駐車料金無料。決勝日が大人5000円、高校生2000円、駐車料金1000円。中学生以下は保護者同伴に限り入場無料だ。