【十勝24時間耐久レース】スーパー耐久 第4戦 決勝…コンマ683秒差

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ

スーパー耐久シリーズの第4戦、「第15回 十勝24時間レース」が19日から21まで、北海道の十勝インターナショナルスピードウェイで開催された。総合優勝は、STクラス1のファリーク・ハイルマン/柳田真孝/片岡龍也組の50号車「PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE」。片岡は昨年に続き2連覇。

同レースには、毎年スポット参戦する特別車輌が多い。今年はECOカー仕様のEC-2クラスの24号車「ヨコハマ eco MOTION Z sato」(近藤真彦/荒聖治/横溝直輝/一楽智也組)と、IP-4クラスの35号車「MOTUL NISMO GT-R」(影山正美/田中哲也/星野一樹組)が話題となった。また、同レースのみ予選は行われないため、スターティンググリッドはクラス別のポイント順となる。性能的な面から、24号車と35号車はSTクラス1のすぐ後ろのグリッド、4、5番手となった。

スタートして、28号車「PETRONAS SYNTIUM BMW Z4M COUPE」(谷口信輝/織戸学/吉田広樹組)に続いて1コーナーに飛び込んだのが、3台をごぼう抜きにした35号車。しかし燃費が厳しい上に、ブレーキ交換のピットストップも多く、2位をキープできたのは1周のみ。あっという間に後退してしまい、結果21位でのゴールとなった。一方の24号車は、順調に4番手をキープしつつ、そのままゴールしている。

10周過ぎには50号車が2位に浮上し、早くもBMWによる1-2体制が敷かれる。そのまま2台が他を圧倒するかと思われたが、終盤まで同一周回で食らいついていったのが1号車「ENDLESS ADVAN Z」(青木孝行/藤井誠暢/山田英二組)。しかし、最後には5速ギアを失い、1周遅れの3位でのゴールとなった。

終盤は、BMWの2台もチームオーダーなしの抜きつ抜かれつの展開に。最後のピットストップで、トップの50号車はタイヤ無交換、ドライバーは片岡のまま2スティント目に突入。28号車はタイヤ交換を実施し、谷口に交代。28号車が完全に有利で、トップに出るのは時間の問題かと思われたが、50号車は必死のブロック。ゴールの瞬間はサイドバイサイドにもつれたが、コンマ638秒の僅差で50号車が勝利を飾った。

次回第5戦は、9月6日・7日に岡山国際サーキットで開催。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、新型『エルグランド』世界初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 放置した夏の汚れがニオイに変わる前に! プロ目線で学ぶ車内清掃の正解~Weeklyメンテナンス~
  3. RAYSからコスパ最強シリーズ「RSS」が爆誕!“各車種専用設計”でもうホイール選びは迷わない、冬も夏も即戦力だPR
  4. 名車復活! ホンダ『CB1000F』11月14日発売が決定、価格は139万7000円から
  5. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る