車両通行禁止の踏切に進入したクルマ、通過列車と衝突

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23日、広島県三次市内にある、車両通行禁止となっているJR芸備線の踏切で、警報機作動後に踏切内に進入してきた乗用車と、上り快速列車が衝突した。乗用車は大破し、乗っていた3人が死傷している。

広島県警・三次署によると、事故が起きたのは23日の午前10時5分ごろ。三次市十日市西付近にある、車両通行禁止となっているJR芸備線の踏切で、警報機が作動した後に乗用車が踏切内に進入、直後に通過した上り快速列車(三次発/広島行き、2両編成)と衝突した。

乗用車は約40mに渡ってひきずられて大破。助手席に同乗していた55歳の女性が全身強打でまもなく死亡。運転していた28歳の男性と、後部座席に同乗していた81歳の女性が骨折などの重傷を負った。また、列車の乗客だった18歳の女性も打撲などの軽傷を負っている。

警察の調べに対し、列車の運転士は「進入してくる乗用車を発見し、非常プレーキを掛けたが間に合わずに衝突した」と証言している。現場の踏切には警報機が設置されているものの、遮断機は設置されていないという。

《石田真一》

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