マツダ『ビアンテ』(8日発表)の、皆既日食をイメージしたという、ブルーの間接照明で照らされるメーターは、横方向に広がりを見せるダッシュボードの中央からやや運転席よりに配置されている。運転席はもちろん2列目、3列目シートからの視認性も高い。
これは、運転席から後列シートに向かって、着座位置が高くなるシアターレイアウトの採用に起因している。デザイン本部デザイン戦略スタジオチーフデザイナー、小泉巌さんによると、「後部座席に座っていてもコクピットに座っているかのような一体感=家族の一体感」を演出するための工夫だ。
これも開発コンセプト「スペースモティベーター」(=ワクワクするデザイン)を構成する要素のひとつとなっている。