ホンダの子会社アメリカン・ホンダモーターは、新型燃料電池車『FCXクラリティ』の米国でのリース販売を7月25日に開始し、映画プロデューサーのロン・イェクサ夫妻に第1号車を納車した。
アメリカン・ホンダモーターのジョン・メンデルエクゼクティブ・バイスプレジデントは「FCXクラリティのリース販売開始は、持続可能な循環型社会の実現に向けての重要な第一歩であり、実質的に環境負荷物質を全く排出しないクルマを実用化したという大きな意味を持つ」とコメント。
米国での販売やサービスは、FCXクラリティ販売ディーラーに指定された南カリフォルニアの3店のホンダディーラーで対応する。
FCXクラリティは、燃料電池車専用として設計、ホンダ独自開発の燃料電池スタック「V Flow FCスタック」を搭載し、燃料電池車だからこそできるデザイン、パッケージ、異次元のドライブフィールを実現したとしている。
販売計画台数は、日米合わせて年間数十台、3年間で200台程度を予定している。