ホンダのベトナムの二輪車生産・販売の合弁会社であるホンダベトナムカンパニー・リミテッド(HVN)は、ベトナムでの二輪車の生産累計が500万台を達成したことを記念し、7月28日に式典を行った。
ホンダは、1996年3月にHVNを設立し、1997年12月から排気量100ccのカブタイプ『スーパードリーム』の生産を開始した。現在は18機種を生産し、年間生産能力は100万台。ベトナム市場での好調な販売状況を反映し、今年8月には、年間生産能力50万台の第2工場が完成し、生産能力は150万台へ拡大する。
ベトナムの二輪車市場は、2008年は300万台の規模となる見通しで、中国、インド、インドネシアに次いで世界で4番目の市場。
HVNは2007年には過去最高となる110万8000台を販売し、2008年1-6月の販売実績も59万1000台と好調に推移している。