ヤマハ、通期営業利益を780億円に下方修正

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ヤマハ発動機は31日、6月中間決算とともに2008年12月期の業績予想を下方修正して発表した。欧州の2輪車需要の減退に伴う減産や原材料費の上昇が期首の想定を上回っていることなどによる。

売上高は期首予想より1100億円少ない1兆7200億円(前期比2%減)、営業利益は250億円減額の780億円(39%減)としている。純利益は140億円減額の450億円(37%減)の予想。中間配当は前年と同じ20円50銭とし、年配当も前期の41円を据え置く。

原材料費の高騰による減益影響は期首に114億円と見込んでいたが、215億円に膨らんだ。

梶川隆社長は「想定以上の値上がり分は、海外での販売価格値上げでカバーしたい。すでに値上げを実施している」と、転嫁を急ぐ方針を示した。ただ、需要が後退している日本は「今すぐ実施するとかは考えていない」と述べた。

《池原照雄》

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