日産、ECOペダルを開発…省燃費運転に感覚を採用

自動車 ニューモデル 新型車
日産、ECOペダルを開発…省燃費運転に感覚を採用
日産、ECOペダルを開発…省燃費運転に感覚を採用 全 5 枚 拡大写真

日産自動車は4日、ドライバーのアクセルペダル踏み込み時に足裏に伝わる力(反力)を変化させることで、燃費のよい運転ができるようにドライバーをサポートする「ECO(エコ)ペダル」を開発した。

燃費状況を表示装置などでドライバーに知らせるだけでなく、アクセルペダルの反力を使ってエコドライブをサポートするシステムは世界初。ECOペダルは2009年度に発売する新型車から順次、採用していく。

ECOペダルは、発進および走行時にある一定以上アクセルを踏み込むことで過剰に燃料を消費してしまうことを、アクセルの反力を上げる(少し重くする)ことでドライバーに知らせるシステム。

アクセルペダルの反力を上げるポイントは、エンジンの燃費率とオートマチックトランスミッションの伝達効率をもとに算出する。

燃費の状況をランプの色と点滅によって事前にドライバーへ知らせ、足からの感覚と表示の視認の両方により燃費の良い運転ができるようにサポートする。ドライバーはアクセル踏力が重くならないよう、またはエコランプが緑からアンバーに切り替わらないように運転すると、燃費の良い運転ができる。

エコランプを見てドライバー自身がアクセルペダルをコントロールするだけでなく、燃費の良いアクセルペダルの踏み加減を足裏の感覚で操作できることで、エコドライブに対するドライバーのさらなる意識向上が図れるとしている。同社では、多くの運転シーンで5 - 10%程度の燃費向上が見込まれるとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る