デュポン、太陽電池バックシート製品化で凸版印刷と提携

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米国デュポン社のデュポン・フォトボルテック・フロロマテリアルズ(PVFM)事業部は、凸版印刷と提携するとともに、デュポンの「テドラー・ポリフッ化ビニル樹脂フィルム」(PVF)を使用し、一段階で太陽電池モジュール用バックシートを製造する特許技術を開発した。

デュポンは、新技術を使って太陽電池(PV)バックシートを製品化するため、凸版印刷と技術ライセンス契約を締結した。デュポンは急速に成長を遂げているPV市場に対して、テドラー・フィルム、バックシートの供給を増強する。デュポンでは、凸版印刷を通じ、2010年にはこの技術を使った新しいバックシートの製品化を目指す。

今回の提携はバックシート材のテドラーポリマーについてデュポンが持つ特許技術と、凸版印刷が専有するコーティング技術との一体化したもの。

今回の技術ライセンス契約は、最近実施されたテドラー・ポリマーおよび最新の製品のテドラー・フィルムPV2100シリーズの生産拡大、昨年に生産能力を20倍に拡大したテドラーフィルムPV2000シリーズに続くもの。デュポンでは、テドラーモノマー、ポリマー、フィルムの各製品の生産能力の拡大を継続していく計画だ。

《レスポンス編集部》

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