デュポン、太陽電池バックシート製品化で凸版印刷と提携

エコカー 燃費

米国デュポン社のデュポン・フォトボルテック・フロロマテリアルズ(PVFM)事業部は、凸版印刷と提携するとともに、デュポンの「テドラー・ポリフッ化ビニル樹脂フィルム」(PVF)を使用し、一段階で太陽電池モジュール用バックシートを製造する特許技術を開発した。

デュポンは、新技術を使って太陽電池(PV)バックシートを製品化するため、凸版印刷と技術ライセンス契約を締結した。デュポンは急速に成長を遂げているPV市場に対して、テドラー・フィルム、バックシートの供給を増強する。デュポンでは、凸版印刷を通じ、2010年にはこの技術を使った新しいバックシートの製品化を目指す。

今回の提携はバックシート材のテドラーポリマーについてデュポンが持つ特許技術と、凸版印刷が専有するコーティング技術との一体化したもの。

今回の技術ライセンス契約は、最近実施されたテドラー・ポリマーおよび最新の製品のテドラー・フィルムPV2100シリーズの生産拡大、昨年に生産能力を20倍に拡大したテドラーフィルムPV2000シリーズに続くもの。デュポンでは、テドラーモノマー、ポリマー、フィルムの各製品の生産能力の拡大を継続していく計画だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  2. 日産『キャシュカイ』改良新型...日本のテイストを取り入れたデザインに[詳細画像]
  3. メルセデスAMG GT 新型登場、高性能ラグジュアリーモデルの魅力とは?[詳細画像]
  4. [VW ゴルフ 50周年]第5世代は自信作、品質と快適性でクラスを超えた?
  5. 初の電動化、6気筒エンジン復活など話題満載!ポルシェ『911』最新世代「6モデル」を一挙スクープ
  6. ポルシェの売上高と営業利益、過去最高を達成 2023年通期決算
  7. 「アルファード」フォロワー続々! 北京モーターショーで見た「衝撃の高級ミニバン」10選
  8. 総合商社恐るべし!? 伊藤忠がビッグモーター新会社へ社長・幹部ら50人超派遣[新聞ウォッチ]
  9. 世界最高峰の装甲性能、新型SUV『アーセナル』間もなく発表へ…ティザー
  10. 【マツダ MX-30 ロータリーEV 新型試乗】走行レンジは900km!他のモデルでは叶えられない「面白い選択肢」…河村康彦
ランキングをもっと見る