デュポン、太陽電池バックシート製品化で凸版印刷と提携

エコカー 燃費

米国デュポン社のデュポン・フォトボルテック・フロロマテリアルズ(PVFM)事業部は、凸版印刷と提携するとともに、デュポンの「テドラー・ポリフッ化ビニル樹脂フィルム」(PVF)を使用し、一段階で太陽電池モジュール用バックシートを製造する特許技術を開発した。

デュポンは、新技術を使って太陽電池(PV)バックシートを製品化するため、凸版印刷と技術ライセンス契約を締結した。デュポンは急速に成長を遂げているPV市場に対して、テドラー・フィルム、バックシートの供給を増強する。デュポンでは、凸版印刷を通じ、2010年にはこの技術を使った新しいバックシートの製品化を目指す。

今回の提携はバックシート材のテドラーポリマーについてデュポンが持つ特許技術と、凸版印刷が専有するコーティング技術との一体化したもの。

今回の技術ライセンス契約は、最近実施されたテドラー・ポリマーおよび最新の製品のテドラー・フィルムPV2100シリーズの生産拡大、昨年に生産能力を20倍に拡大したテドラーフィルムPV2000シリーズに続くもの。デュポンでは、テドラーモノマー、ポリマー、フィルムの各製品の生産能力の拡大を継続していく計画だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る