アウディ RS6 アバント…豪快な加速フィーリングを体感

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アウディ RS6 アバント…豪快な加速フィーリングを体感
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アウディが日本導入する『RS6アバント』は、心臓部に580PS/650Nmを発揮する5リットル直噴ツインターボエンジンを搭載。ライバルとされる、メルセデス『E63AMG』の514PS/630Nm、BMW『M5』の507PS/520Nmと比較してもRS6アバントはパワフルだ。

0 - 100km/hの加速に必要とする時間はわずか4.6秒で、リミッターの働く280km/hまでスムーズな加速を見せてくれるという。エンジンオイルの潤滑にはレーシングマシンに用いられることの多いドライサンプ方式を採用し、サーキットのような強い横Gの掛かる場面や急激な加速中でも十分なオイルの供給が可能となっている。

今回、富士スピードウェイでの試乗では、思い切りアクセルを踏むことができ、RS6アバントのパワーを満喫することができた。

富士スピードウェイで、RS6アバントはストレートではどこまでも加速していくような力強さをみせ、かつエンジンの振動が少ないので高回転まで身構えることなく回すことができ、速度はあっという間に200km/h以上に達していた。

駆動方式がスタビリティの高いクワトロということもあり、コーナーの立ち上がりで安心してアクセルを開けていけるのも魅力。また、比較的エンジンが低回転になる最終セクションでもトルクが太いので俊敏に加速することができる。

アウディジャパン マーケティング部の青木徹さんは「RS6アバントのエンジンは『S6』などに採用されている5.2リットルのV10エンジンをベースとしていますが、ターボ化により細部は新開発と呼べるほど専用に作られています。ミッションも新世代の6ATが採用されており、キックダウンの反応時間は1秒以下に抑えられており、パドルシフトを用いてスピーディなシフトワークが可能です」

「また、パワフルなエンジンではありますが低速トルクもあり、わずか1500rpmから最大トルクを発揮してくれますので、日常的にも扱い難いことはありません」とコメント。

事実、RS6アバントのパワートレインは想像以上にパワフルで、そして扱いやすい。やはりこのパワフルなパワートレインこそが、RS6アバント最大の魅力だ。

《岡島裕二》

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