アウディ RS6 アバント…パワーを手なづけるシャシー性能

自動車 ニューモデル 新型車
アウディ RS6 アバント…パワーを手なづけるシャシー性能
アウディ RS6 アバント…パワーを手なづけるシャシー性能 全 5 枚 拡大写真
アウディが9月からデリバリーする『RS6アバント』、シャシー性能は580PSを発揮するパワフルなエンジンに負けないぐらい秀逸な性能を持っている。

サスペンションには、先代RS6や『RS4』にも採用されているDRC(ダイナミックライドコントロール)を採用。これは対角線上にある車輪のショックアブソーバーが2本のオイルラインとセントラルバルブで結ばれており、コーナリング中は左右、加速中は前後の減衰力を瞬時に変更してボディの傾きを抑えるというもの。

これによりコーナリング中のロールは最小限に抑えられ、安定した旋回性能を発揮し、それでいながらも普段の乗り心地は20インチタイヤを履いているとは思えぬしなやかさがある。さらに、DRCにはオプションで3ステージのダンピング調整が可能なDRCプラスを選ぶことが可能。DRCプラスでコンフォートを選べば、より快適な乗り心地を提供してくれる。

やや後輪寄りに設定されたクワトロシステムのトラクション能力も素晴らしく、ウェット状態の富士スピードウェイでも安心してスポーツドライビングを楽しむことができた。ESPの介入もナチュラルなので、ESPを効かした状態でもスポーティな走りが体感できる。

もちろんブレーキ性能も強化されており、240km/h以上の速度からでも安心してフルブレーキングを行える剛性感のあるブレーキタッチを実現している。

アウディジャパン マーケティング部の青木徹さんは「RS6アバントは非常にパワフルなパワートレインを搭載していますが、それに合わせて足回りやボディにも専用のチューニングを施し、パワーを手なづけるシャシー性能を持っております」とコメント。

実際に、RS6アバントのシャシー性能は強力なパワーを、安心かつ容易に使いこなせる懐の深さを持っている。ここまでのパワーを上手く手なづけることができたのも、クワトロを採用しているアウディだからこそ実現できたに違いない。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 日産『フェアレディZ』の「レトロな仕様」に注目…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る