【トヨタ iQ プロト試乗】久し振りに、本気でカッコ悪いクルマに出会った…川上完

試乗記 国産車
【トヨタ iQ プロト試乗】久し振りに、本気でカッコ悪いクルマに出会った…川上完
【トヨタ iQ プロト試乗】久し振りに、本気でカッコ悪いクルマに出会った…川上完 全 7 枚 拡大写真

「久し振りに、本気でカッコ悪いクルマに出会った」と言うのがエクステリアの第一印象。特にフロント部分はデザイン以前のカタチだ。ボディカラーも原色やツートーン仕様など、もっと遊びのあるものが良い。

インテリアも4人乗りにするのは理解できるが、超小型車特有のキレの良さと言うか、潔さが感じられない。茫洋と広いだけと言った感じがする。内装色やシート表地にもっとインパクトのある色調とデザインが欲しい。ライバルである『スマート』との違いを打ち出そうとしたのは分かるが、出来の悪い小さな大型車と言うのはいかがなものか?

走りはさすがにトップクラス。特に欧州仕様のディーゼルエンジンが出色。ブレーキのフィールは超小型車とは思えないほど。
 
あらゆる意味でトヨタらしさが前面に押し出されたクルマだが、販売チャンネルの壁に拘らず、どのチャンネルでも買えるようにするのがこの種のモデルの本道だろう。

■5つ星評価
パッケージング:★★
インテリア/居住性:★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★

川上 完|モータージャーナリスト
芸能誌カメラマンを経て、男性誌のクルマリポーターからジャーナリストの道へ。旧いクルマ大好きの変人(?)

《川上完》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 初の電動化、6気筒エンジン復活など話題満載!ポルシェ『911』最新世代「6モデル」を一挙スクープ
  2. 世界最高峰の装甲性能、新型SUV『アーセナル』間もなく発表へ…ティザー
  3. ホンダ『レブル250』ベースの新型コンプリート車発売!…4月の二輪車記事まとめ
  4. 総合商社恐るべし!? 伊藤忠がビッグモーター新会社へ社長・幹部ら50人超派遣[新聞ウォッチ]
  5. 選ぶのはどっち?『単筒式 vs 複筒式』サスペンションの内部構造を比較する~カスタムHOW TO~
  6. レイズ愛が海を渡る! 欲しいカラーを求めて逆輸入を敢行した強者ユーザー現る~2024 RAYS FAN MEETING~
  7. タミヤのフラッグシップ拠点、「プラモデルファクトリー」が移転 5月24日にリニューアル
  8. ルノー『キャプチャー』新型は都市型SUV市場をリードできるか[詳細画像]
  9. 「アルファード」フォロワー続々! 北京モーターショーで見た「衝撃の高級ミニバン」10選
  10. 熱き昭和のホンダ車が集結…第3回ホンダクラシックミーティング
ランキングをもっと見る