ブリヂストン、東京工場で航空機用タイヤの生産を開始

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ブリヂストン、東京工場で航空機用タイヤの生産を開始
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ブリヂストンは、東京工場での航空機用ラジアルタイヤの生産を8月から開始したと発表した。これにより、増強が完了する2011年末の航空機用タイヤのグローバルでの生産能力は従来の約2.5倍となる予定。

同社では従来、航空機用ラジアルタイヤ(新品タイヤ)については久留米工場だけで生産していたが、グローバルでの需要増を背景とした販売量の増加に対応するため、新たに東京工場での生産を開始することを決めた。

航空機用ラジアルタイヤは、エアバス社の最新鋭大型機『A380』に採用され、またボーイング社の次世代航空機『787』には100%標準装着されることが決定しており、東京工場でも両航空機用ラジアルタイヤを生産・供給する。

航空機用タイヤは、航空機の重量と速度を支えながら離着陸を繰り返す過酷な使用条件に耐える必要があり、タイヤメーカーの高度な技術力を反映する商品の1つ。また、航空機用タイヤビジネスはリトレッドサービスの提供が不可欠なため、同社グループでは北米・欧州・アジア・日本に航空機用タイヤのリトレッド工場を保有、新品タイヤとリトレッドとのパッケージでサービスを提供できる体制を確立している。

同社の技術力を活用した航空機用ラジアルタイヤは、同社グループが市場で強力な競争力を持ちうる商品であり、積極的に市場への浸透や拡大を図る。

《レスポンス編集部》

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