300万円以上の公用車廃止---利用適正化へ行程表

自動車 ビジネス 企業動向

国土交通省は28日、公用車利用の適正化のための行程表をまとめ、発表した。

会議や打合せのための移動の際は、原則として公共交通機関を利用するほか、300万円以上の高額な車両については、国民から見て納得を得られるものを除いて原則として廃止するとしている。同省の公用車台数は2006年度末で4123台で、このうち300万円以上の車両は1286台あるという。

また、充分利用されていない車両は処分し、少人数で利用されているものは小型車へ買い替えるなどの見直しを行う。高額車両以外でも車種、車格の見直しを行い、短距離・多頻度の用途向けには軽自動車を導入するとしている。

公用車の車両管理委託業務についても大幅なスリム化を図る。災害・事故対応や走行しながらの調査・説明業務を行う場合など、真に必要な場合に限定して車両管理委託業務を行うこととし、それ以外の場合は職員自らが運転することとしている。

こうした見直し方針を踏まえ、9月までに公用車の削減数と委託台数の削減数を決定し、2010年度までに削減を完了する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る