アイシン精機、米国に開発拠点を新設

自動車 ビジネス 企業動向

アイシン精機は、米国ミシガン州に自動車部品の開発会社「アイシン・テクニカル・センター・オブ・アメリカ」を設立したと発表した。

これまで、同社の北米向け自動車部品の開発はほとんどを日本で行い、ドアや外装部品の現地車種への適合設計といった限られた範囲のみ、販売会社であるアイシン・ワールド・オブ・アメリカ(AWA)の一部門が行ってきた。

しかし、提案のスピードアップや、車両開発段階からの適合評価実施など、自動車メーカーからは北米での開発力強化への要請が強まっている。また、北米の自動車市場は減速傾向にあるものの依然として世界一の規模で、アイシングループの海外売上高でも4割以上を占める重要な市場であることから、今回北米でのビジネス拡大に向けて「開発の現地化」を推進するため、新たに開発会社を設立する。

新会社はAWAから分社し、アイシン精機が100%出資する形態となる。70人の従業員のほとんどがエンジニアで、専門領域もボディ、ドライブトレイン、エンジンなどアイシン精機の主要な事業分野をほぼ網羅している。今後は担当製品を徐々に拡大しながら、将来的には商品企画、先行開発、実車適合などを含めた北米商品開発の中心を担える体制を構築する。

《レスポンス編集部》

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