【VW ゴルフ TSIトレンドライン 解説】エントリーモデルを感じさせない走り

自動車 ニューモデル 新型車
【VW ゴルフ TSIトレンドライン 解説】エントリーモデルを感じさせない走り
【VW ゴルフ TSIトレンドライン 解説】エントリーモデルを感じさせない走り 全 7 枚 拡大写真

フォルクスワーゲン『ゴルフ』に7速DSGと1.4リットルターボを搭載した「TSIトレンドライン」が設定された。従来、エントリーグレードは1.6リットルの直噴エンジンを搭載した「ゴルフE」というモデルだったが、今回のグレード改良からそれに代わり登場した。

TSIトレンドラインには今までの「ゴルフGT」や「TSIコンフォートライン」に搭載されていた1.4リットルのスーパーチャージャーとターボを組み合わせたツインチャージャーではなく、トレンドラインから初めて採用された新開発の1.4リットルのターボエンジンを搭載。トランスミッションも従来の7速DSGではなく、新開発の乾式クラッチを持つ7速DSGが採用されている。

VWジャパンマーケティング統括部の山崎信雄さんは「トレンドラインに搭載されるTSIエンジンは、今までの2リットルエンジンに代わるツインチャージャーのエンジンとは違い、1.6リットルクラスをカバーするための新開発のターボエンジンです」

「トランスミッションもトルク容量の少ないエンジン向けに新開発された7速DSGを採用し、燃費性能に関しても従来の1.6リットル比べて約20%も向上しています。トレンドラインの価格はゴルフEの3万円高に抑えていますので、従来のモデルを上回るセールスを見せてくれると思います」とコメント。

実際にトレンドラインの走りはかつてのゴルフEよりも、はるかにパワフルで7速DSGの変速制御もスムーズだ。この力強い走りには、もはやゴルフのエントリーモデルというイメージはない。これだけ秀逸なパワートレインを搭載しながら、248万円(5ドアHB)/259万円(ヴァリアント)という価格設定は非常に魅力的だ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. コルベット史上最強の「ZR1X」、60年ぶりマット塗装の限定車は約3575万円から
  4. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る