J.D.パワーアジア・パシフィックは、「2008年日本SS(サービスステーション)顧客満足度調査」の結果をまとめた。
調査は、全国の自動車保有世帯に対し、その世帯でSSを最もよく利用する18歳以上の男女を対象に、主に利用するSSでの経験や満足度を調べたもの。今年5月に郵送調査を実施し、フルサービスでは5426人、セルフサービスでは6986人の合計1万2411人から回答を得た。
調査では、フルとセルフの各サービスの形態や利用者特性の違いに着目、顧客満足度を評価するファクターの配分を変更した。
フルサービスの顧客満足度ランキングでは、JOMOがトップとなった。JOMOは「店舗施設」と「精算・支払い」でトップ評価を獲得し、昨年の5位から大幅にランクアップした。2位のコスモでは、「フルサービスオペレーション」と「スタッフ」の評価が高かった。3位は「スタッフ」を除く全ファクターで業界平均以上のスコアを得たモービルだった。
セルフサービスでは、モービルがトップで「セルフサービスオペレーション」と「商品・サービス」で高い評価を得ている。エッソも商品・サービスの評価が高く2位だった。3位のキグナスは、「スタッフ」の評価が業界最高水準となり、総合ランクは昨年の10位から大幅に躍進した。