富士スピードウェイは、10月10日より開幕するF1日本グランプリ(GP)のサポートレースとして予定されていた「スピードカー・シリーズ」の中止を発表した。
中止の理由は、主催者であるスピードカー・シリーズが「技術的な問題」によりF1日本GPでの開催を取りやめたため。これにより今年の日本GPのサポートレースは、昨年同様に「ポルシェカレラカップジャパン」と「ネッツカップヴィッツレース」の2レースとなる。
富士スピードウェイの加藤裕明取締役社長は、プレスリリースを通じて「片山右京選手はじめ元F1ドライバーの参戦が予定されていたスピードカー・シリーズの日本初開催に向け、関係者とともに受け入れ準備を鋭意進めていましたが、開催まであと1か月という段階での突如の中止となり、大変残念な気持ちで一杯です。F1日本グランプリをお客様に最大限楽しんでいただけますよう、開催までの残された期間、全力を尽くしていきたいと思います」とのコメントを発表した。