日産の米国新車販売、13.6%増と健闘…8月実績

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日産の米国新車販売、13.6%増と健闘…8月実績
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北米日産は9月3日、8月の新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は10万8493台。前年同月比は13.6%増と2か月連続のプラスを維持した。

日産ブランドは『マキシマ』『セントラ』『エクステラ』『クエスト』『フロンティア』『パスファインダー』、インフィニティブランドは『FX』『G37クーペ』が好調だった。

日産ブランドでは6月末にリリースされた新型マキシマが15.5%増の5484台を販売。セントラも1.4%増の9207台と堅調だった。『GT-R』は484台が顧客に納車されている。

日産ブランドのライトトラック(SUVやピックアップトラック)では、エクステラが76.9%増の8208台、クエストが64.4%増の4124台、フロンティアが55.5%増の9140台、パスファインダーが2.4%増の6792台と日産ブランドを牽引。7月からディーラーに並んだ2009年モデルが顧客の支持を集めた。北米専用SUVの『ローグ』も6639台を販売した。

インフィニティブランドでは6月末に発売された新型FXが27.3%増の1581台と人気。G37クーペ(日本名『スカイライン・クーペ』)も1.2%増の1847台と根強いファンに支えられている。

その一方、日産の小型車ラインナップの中核だった『ヴァーサ』(日本名『ティーダ』『ティーダラティオ』)は5.2%減の8015台とやや失速。大型ピックアップの『タイタン』は15.9%減の5871台、大型SUVの『アルマダ』は26.4%減の2178台と不振が続く。

《森脇稔》

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