住友化学の関連会社、ラービグ石油精製設備を引き継ぎ

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住友化学の持分法適用会社のラービグ・リファイニング・アンド・ペトロケミカル・カンパニー(ペトロ・ラービグ社)は、サウジアラビアン・オイル・カンパニー(サウジ・アラムコ社)が運営してきたラービグの石油精製設備を10月1日付けで運営や修繕などの業務を含め全面的に引き継ぐことを承認したと発表した。

石油精製と石油化学を統合する「ラービグ計画」の建設状況は、8月末時点で97.6%の進捗率で、用役や電力関係など設備のはすでに稼動をしている。

エタン用パイプラインやブタン用パイプラインなどの設備はサウジ・アラムコ社からの原料受入の準備が整い、その他の設備についても稼動開始に向けた準備が着実に進められている。

ペトロ・ラービグ社の取締役会は、技術的な課題のために一部設備の稼動開始が2009年第1四半期となる可能性があること、ラービグ計画の総投資額の3%にあたる3億米ドルの追加費用が発生する可能性があることを確認したとしている。

《レスポンス編集部》

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