住友化学の関連会社、ラービグ石油精製設備を引き継ぎ

自動車 ビジネス 企業動向

住友化学の持分法適用会社のラービグ・リファイニング・アンド・ペトロケミカル・カンパニー(ペトロ・ラービグ社)は、サウジアラビアン・オイル・カンパニー(サウジ・アラムコ社)が運営してきたラービグの石油精製設備を10月1日付けで運営や修繕などの業務を含め全面的に引き継ぐことを承認したと発表した。

石油精製と石油化学を統合する「ラービグ計画」の建設状況は、8月末時点で97.6%の進捗率で、用役や電力関係など設備のはすでに稼動をしている。

エタン用パイプラインやブタン用パイプラインなどの設備はサウジ・アラムコ社からの原料受入の準備が整い、その他の設備についても稼動開始に向けた準備が着実に進められている。

ペトロ・ラービグ社の取締役会は、技術的な課題のために一部設備の稼動開始が2009年第1四半期となる可能性があること、ラービグ計画の総投資額の3%にあたる3億米ドルの追加費用が発生する可能性があることを確認したとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
  5. かつてのマーチ、日産の新型『マイクラ』が初上陸!? 日本での販売計画は…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る