タバコの火に気を取られ、2人死傷

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6日、愛知県豊田市内の国道で、側道から本線に号流しようとしていたRVが前走する大型トレーラーに追突、その弾みで対向車線側に逸脱し、対向車線を順走してきた軽乗用車と正面衝突する事故が起きた。2人が死傷している。

RVを運転していた男は調べに対して「タバコの火が床に落ち、気を取られてしまった」と供述。前方不注視が事故原因だったことを大筋で認めているようだ。

愛知県警・豊田署によると、事故が起きたのは6日の午後6時50分ごろ。豊田市上丘町三笠付近の国道155号で、側道から国道へ進入してきたRVが前走する大型トレーラーに追突した。RVは追突を回避しようと急ハンドルを切ったが、その弾みで対向車線側に逸脱し、対向車線を順走してきた軽乗用車とも正面衝突。避けきれなかった軽乗用車の後続車も追突し、車両4台が関係する多重衝突に発展した。

軽乗用車はRVと後続車の間に挟まれ大破。この事故で軽乗用車を運転していた69歳の男性が外傷性ショックで死亡、助手席に同乗していた68歳の女性も胸部骨折の重傷を負った。警察はRVを運転していた22歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕、男性死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを続けている。

《石田真一》

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