ブリヂストンと早稲田大…環境問題を研究

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早稲田大学とブリヂストンは、地球環境問題への貢献を目的とした連携研究プロジェクト「W-BRIDGE」を開始致したと発表した。

プロジェクト名の「W-BRIDGE」はワセダ・ブリヂストン・イニシアチブ・フォー・デベロップメント・オブ・グローバル・エンビロメントの英語の頭文字を取ったもの。

W-BRIDGEは、環境問題という人類共通の課題に対し、産学連携に加え、環境NGOや市民団体といった一般消費者にも参画してもらい、三者一体で研究・活動をおこなえる枠組みを提供する新しいタイプのプロジェクト。

プロジェクトの運営は、早稲田大学内に新たに運営組織を設置し、早稲田大学とブリヂストンが協力する。プロジェクトではまず、W-BRIDGEの運営組織が研究テーマを設定し、大学と一般が連携して取り組む環境研究課題を募集、応募案件の中から選考して、資金提供と研究活動に対する助言と支援をする。

また、このプロジェクトで得られた成果は、内容を吟味し、多くの人に活用してもらえるように情報を公開する予定だ。

早稲田大学は、環境分野で学問領域統合型のアプローチを目指す環境総合研究センターを設置したのに加え、大学院に環境・エネルギー研究科を設けるなど、環境問題への取り組みを重点課題と捉えて活動している。

ブリヂストンは、企業理念に「地球環境保全に貢献」を掲げており、経営の最重要課題の一つとして環境経営活動を積極的に展開している。

今回、両者が共同して、従来の産学連携にとどまらない、生活者を交えた新たな連携の形を実現し、成果を広く世の中に公表、ブリヂストンの環境経営にも活かしていくことで、地球環境問題へ積極的に貢献していくとしている。

《レスポンス編集部》

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