ジャパンエナジーは、子会社のジャパンエナジー石油開発の出資するマーレイ石油が石油探鉱を実施しいるパプアニューギニア陸上鉱区「PPL190」で試掘井「Cobra-1A」でガス・コンデンセートの存在を確認したと発表した。
試掘では目的層とした砂岩層が厚さ34mにわたって炭化水素を含有することを確認し、この層からガス・コンデンセートを回収した。
また、試掘により、砂岩層は北北東方向へ上向きに傾斜していることも判明、このことから同方向に砂岩層の質・厚さともにガスの存在に好条件となる可能性もあるため、ガスの存在する範囲がさらに広がることが期待されるとしている。
今後は試掘で得られたデータを解析し、商業性の有無を確認するための探鉱・評価作業計画について検討していく。試掘井は、ジャパンエナジー関係会社のサザンハイランド石油開発が原油を生産している「SE Gobe油田」の東13kmに位置する。