北陸道で2件の追突が連続発生、救護に向かった男性死亡

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10日未明、富山県射水市内の北陸自動車道上り線で、大型トラックが前走する乗用車に追突する事故が起きた。この2台が路肩に停車していたところ、さらに後続の大型トラックが追突。乗用車の2人と、最初に追突したトラックの運転者が死亡している。

富山県警・高速隊によると、事故が起きたのは10日の午前1時45分ごろ。射水市串田新付近の北陸自動車道上り線、第2車線を走行していた46歳男性の運転する大型トラックが、前を走る乗用車に追突した。乗用車は第2車線で停車。トラックの運転手は乗用車の乗員を救助しようと車外に出たが、そこに後ろから来た別の大型トラックが突っ込んだ。

停車していた乗用車は前に押し出されて大破。乗用車の助手席に同乗していた72歳の女性と、最初に事故を起こしたトラックの運転手が頭部強打でまもなく死亡。乗用車を運転していた75歳の男性にケガはなかった。警察は2回目に事故を起こした48歳の男を自動車運転過失致死容疑で逮捕している。

現場は片側2車線の直線区間。警察では2件の事故とも前方不注意が事故の主因と推測。発生の詳しい状況を調べている。

《石田真一》

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