秋祭り暴走カマ男---慎重に捜査

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13日深夜、石川県白山市内の神社境内に乗用車が突っ込み、秋祭りの準備をしていた関係者をクルマではねる事件が起きた。運転していた男はカマを持って暴れ回り、襲撃された男性7人が死傷している。

被害者側は「トラブルには心当たりが無い」としており、警察では男の刑事責任能力の有無を含め、慎重に捜査を続けていく方針だ。

石川県警・鶴来署によると、事件が起きたのは13日の午後10時20分ごろ。白山市鶴来桑島町付近にある神社の境内に乗用車が進入。ここを会場に行われていた秋祭りの準備をしていた30歳の男性をはねた。

クルマを運転していた男は車内に隠していたカマを振り回しながら走り、男性6人を襲撃した。クルマにはねられた男性は外傷性ショックでまもなく死亡。カマで切りつけられた6人も重軽傷を負った。男はその後、クルマの横に立って「ぶっ殺すぞ」などと威嚇していたが、通報を受けて駆けつけた同署員に取り押さえられ、殺人未遂の現行犯で逮捕されている。

逮捕されたのは金沢市内に住む42歳の露天商の男。男は祭に出店していたが、一旦帰宅した後、クルマに乗って神社に戻ってきたとみられる。調べに対しては「バカにされて腹が立った」などと供述し、何らかのトラブル発生をほのめかす一方、意味不明な言動も繰り返しているという。

《石田真一》

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