シボレー ボルト のデザインに賛否両論

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シボレー ボルト のデザインに賛否両論
シボレー ボルト のデザインに賛否両論 全 5 枚 拡大写真

GMが発表を予告していたシボレー『ボルト』。初の市販型プラグインハイブリッドとして注目を集めていたが、ついにそのデザインが明らかにされた。ボルトは2010年から市販が始まる予定。

GMのCEO、リック・ワゴナー氏はボルトについて「GMが将来を真剣に考えている事の象徴」と語る。

ボルトは家庭の電気コンセントでチャージでき、最初の40マイルは電気モーターだけで走行が可能だ。これを電気代に換算すると、1マイルあたりのコストは2セントだという。

まさにGMが現在のガソリン高、環境問題などに対する回答として開発した未来型モデルなのだが、そのプロダクションモデルのデザインについては賛否両論となっている。というのも、昨年のLAオートショーで発表されたコンセプトモデルはエクステリアからも斬新さと未来のコンセプトが感じられたが、プロダクションモデルは大幅なデザイン変更があり、コンサバティブでありトヨタ『プリウス』にもやや似通った印象がある。

GMはボルトのプロモーションを熱心に行っており、これまでグラミー賞授賞式でセレブと共に登場したり、とインパクトが強かった。それだけにプロダクションモデルとのギャップに戸惑いを感じる声もある。

ボルトが成功するか否かはGMにとっても大きな課題だ。それだけに支持の高かったコンセプトデザインを大幅に変更したGMの決断が市場にどう反映されるのか、発売が待ち望まれている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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